大学通信教育制度について

通信教育による大学教育制度の一番のコンセプトは、社会人が働きながら学べることです。この社会に開かれた大学通信教育制度は、昭和22年に学校教育法によって制度化され、昭和25年には正規の大学教育課程として認可されました。現在、年齢・職業・学歴・居住地域・学習動機がさまざまな約28万人の方が大学通信教育で学んでいます。

この大学による通信教育は、コンセプトが異なるので通学による大学教育とは仕組みが異なります。大学通信教育は、社会人が働きながら学業ができるような仕組みになっているのです。このため大学通信教育の学習方法中心は、印刷教材等による授業(自己学習)となるわけです。ただ、印刷教材等による授業だけでは不十分な科目や学習内容もあることから、面接授業(スクーリング)や放送授業(主に放送大学が実施)も行われています。また、インターネットによる授業も通信教育の授業の1つとして行われています。

そして、大学通信教育で大学卒業資格を得ると、公務員上求職の受験資格が与えられます。また、大学通信教育で取得が可能な資格には、教員・保育士などさまざまなものがあります。また、司法試験第2次試験・公認会計士試験第2次試験・税理士試験・社会福祉士受験などの国家試験の受験資格を取得することができます。

最後になりましたが、大学通信教育は、正規の大学教育ですので、卒業すると学士の学位を得ることができます。ですから通学課程の卒業生と何ら変わるところはありません。ただ、卒業証明書や成績証明書には通信教育課程の卒業であることは明記されています。問題は、大学通信教育の卒業までする方はあまり多くはない現状です。やはり仕事が忙しくなったり、体調不良などにより、大学を卒業に支障がでるようです。なんとか、困難を乗り越えて卒業をして欲しいものです。


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