健康運動指導士の資格

健康運動指導士は、今、話題の生活習慣病メタボリックシンドロームから国民を救う人材として注目を集めています。昭和63年(1997年)に厚生大臣が育成事業としてすすめてきた認定事業で、健やかな生活を送るために必要な適正な運動プログラムを作成できると認定される資格です。

健康運動指導士は、体育系大学や医学部卒業者、看護士や理学療法士の有資格者、栄養士の有資格者など知識を持った上に実務経験を伴う必要があり、知識と経験を併せ持つことが求められます。受験前に講習受講が必要ですが、平成19年(2007年)からは、事前に取得している資格のレベルや実務経験の年数により講習科目が免除され、さらなる人材の育成が急務であることが予測されます。

その背景にある肥満・高血圧・高脂血症高血糖を併せ持ってしまったメタボリックシンドロームは、日本人の死因の上位に位置する脳卒中や心疾患など、血管がつまったり、弱くなったり、破れたりすることで起こる病気の主原因になります。それらの症状の予防策や改善策は、適度な運動を習慣化し、運動不足を解消すること。それをサポートするのが健康運動指導士なのです。

今や健康運動指導士は、病院や老人福祉施設介護保険施設だけでなく、フィットネスクラブや学校で活動し、企業や団体に所属することなくフリーで活躍する人も増え、若い人への予防策の普及活動も行なっています。さまざまなところで、健やかな生活を支える運動の習慣化をサポートしています。

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