ボーダーコリーとは

ボーダーコリーはシープドッグという牧羊犬で、その優れた作業能力から「ボーダーコリーに勝る牧羊犬はいない」とさえ言われています。牧羊の盛んな国々ではもっとも多く実用犬として飼育されています。ボーダーコリーの歴史は8世紀頃のバイキングによってスコットランドに渡り、土着の牧羊犬との混血によって現在の形になったようです。

ボーダーコリーはなんといっても運動能力とその賢さが大きな魅力といえるでしょう。他の犬種と比較しても、速く走る、高く跳ぶ、小回りの効く動き、持久力、体力、知能など全てにおいてバランスが素晴らしいのです。犬の競技会であるアジリティーやフライングディスクの大会などでは上位を独占してしまうほどです。

ボーダーコリーは大変頭がよくて従順という家庭犬に適した犬種ですが、エネルギーがあり余っているために相当量の運動が必要となります。そしてその運動は量よりも質を重視した、知的好奇心を満足させるようなトレーニングを兼ねた運動、散歩でなければなりません。

ボーダーコリーは超活動的な犬種のため、それに見合った運動量、時間と空間をあたえることが難しいという問題がでてきます。しつけも知能が高いためにしやすい反面、基本的なしつけが出来ない場合は問題行動を起こす難しい犬となってしまう恐れがあるので、基本的なしつけ、訓練を入れることは必須となります。

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